こんな女性になりたい アイリス・アプフェルの人生

こんな女性になりたい アイリス・アプフェルの人生

By Mai in Style on 02/07/2016

このおばあさんみなさんはご存知でしょうか?
 
彼女の名前はアイリス・アプフェル 94歳。
 
彼女のとってもユニークかつ自由なファッションセンスは常にファッション世界から注目を浴び続けています。
2014年に公開したドキュメンタリー映画『IRIS』では94年の人生観を紹介します。
日本では2016年3月に公開予定。
 
彼女が一般にも知られるようになったきっかけは、2005年メトロポリタン美術館で開催された彼女のスタイル展「Rara Avis: The Irreverent Iris Apfel」。
 
私は以前からこのおばあさんは何者?と彼女にとても興味を持っていました。
ドキュメンタリー映画を観たきっかけで彼女のことを深く知りとっても好きになったので今回はアイリスについてご紹介したいと思います。
 
 


 
1950年代からインテリアデザイナーとして活躍、夫と設立したテキスタイルの会社「Old World Weavers」の成功を収め、世界中を旅した彼女。映画の中で彼女は若かった頃の自分について振り返ります。
 
-私たちは、テキスタイルの事業をやろうなんてまったく思わなかったんです。私が意図してやったことは何もないわ。ただ、物事が起こっただけなの-
 
若き時のアイリス・アプフェル

若き時のアイリス・アプフェル


 
彼女は語ります。誰かが言ったわ「あなたは美しくないけどセンスがある。」
 
私は可愛くなかったから他の誰よりも一生懸命働いたわ。可愛い人たちはその時だけ輝く。私は顔が可愛くなかったからがむしゃらに働いた。だから94歳の今も現役でこうしてビジネスで生き残っていられるの。
 
子供についても語る彼女。「全て手に入れることはできません。」
私は自分のキャリアを取りました。自分のキャリアと同時に子育てすることはナニーが必要。でも私はナニーを雇って子育てすることは嫌でした。
 
いろんな国へ行きいろんなものを買い付けてきた彼女のセンスは飛び抜けていてルールがない。
 

 

約40年に渡ってメトロポリタン美術館やホワイトハウスなどの歴史的価値のあるファブリックの修復などを手がけたキャリアを誇るアイリス。
そして2005年、アイリスのファッション・コレクションの展覧会がメトロポリタン美術館で開催されると、全米中が熱狂し驚異的な動員数を記録、84歳にしてその人生に大輪の花を咲かせた。当時メトロポリタン美術館でが予算がなく広告が打てなかったのですが、人々は美術館に押し掛け見事に展覧会の大成功を収めました。
 
IRISのキャリア術とは?
 
何事に対しても「ルールはない。あっても破るだけ」と言う彼女。1940年代、当時女性がはかなかったジーンズを苦労して手に入れた話はルールにとらわれない彼女の姿勢がわかります。
そしてもう一つ。
「朝あら晩まで体調が悪くても外へ絶対出かけるの。いろんなことに興味があって家でじっとしていることができないんです。。夜家に帰った時、体はくたくただけど次の日も必ず出かけます。」
 
故アルバート・メイズルス監督による本作は、アイリスの“成功の秘訣”に迫るべく、展覧会や老舗デパート・バーグドルフグッドマンでのディスプレイ企画、売り切れ続出のTVショッピングなどの舞台裏に潜入する。また、先ごろ亡くなった最愛の夫カールとの美しき夫婦愛も明かされています。
 


 
そんな彼女の人生を語るドキュメンタリーを見ると元気が出てきます。
 
ルールはあっても破るもの。このキーワードとっても私は好きです。そしてなにより根っからのニュヨーカー。何かを求め走り続ける彼女のスタイル。
$4のアクセサリーの方が胸が踊るとか素晴らしすぎる。
 
アイリスの人生観にみなさんも絶対共感するに間違いない 🙂
 
 

 
 
 

By Mai in Style on 02/07/2016


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